
テストシーズンの真っ最中です。保護者から多くの質問を受けています。「次は何をすれば?」「今夏、私の子どもは何をしていればいいですか?」「SATはどれくらい重要ですか?」これらすべての質問を包括的に言えば「海外の大学についてどのように考えるべきか?」ということですね。
Tokyo Academicsでは、この学校を立ち上げた頃から今まで長い間この問題に取り組んできました。東京周辺のみならず日本国内のご家族がお子さん方について考えるのをどう支援するか、という問題です。
この記事は「どう考えればいいのか」という質問に少しづつ答えていくブログシリーズの第1回となります。今後数ヶ月で、以下の内容について記事を継続的に投稿します。
- 概要(今回の記事)
- 大学は何を求めているか?
- SAT/ACT いつどのように考えるか?
- GPA いつどのように考えるか?
- Xファクターとは何か?
- 入試小論文
- 推薦状
- 大学とのマッチング
- 自分に合った専攻についての考え方
- 学校訪問
- 学習習慣
私たちが経験から学んだすべてを皆様と共有できることを楽しみにしています。
1. 概要
大学入学用のパケットやウェブサイトをご覧ください(また保護者の皆様であれば、ご自分の出願経過を振り返っていただくと)、入学の仕組みが分かるとお考えの方もいるかもしれません。
Tokyo Academicsで考える入学の仕組みのあらましは以下のとおりです。
どうしてそんなに複雑なのでしょうか?その大きな理由の一つは、私たちがTAで仕事を始めた頃(ほんの数年前のことでした!)よりも、出願競争が信じられないほど厳しくなっていることです。保護者からいつも寄せられる声です:「私の出た大学に今だったら私も入学できないでしょう!」そのとおりです。私たちも自分で同じ考えです。
私たちはこれから皆様がこれを切り抜けられるようお助けするために、この記事を通じて一つ一つ説明していきます。しかし、これからの記事をご覧頂くにあたってはずっと、お子様が入学準備を続けているあいだずっと、いつ心に留めておいていただきたい重要事項があります。
- 出願プロセスの始まりは高校3年生ではなく、中学3年生です。その始まりの時点からはすべてが学習記録、個人記録として記載される事柄の一部になります。
- どんなことにも手を出し、誰にもいい顔をする、これはやめましょう。「何でもできる」出願者は退屈な候補者になります。全教科を通じて平均的にできるよりは、いくつかの重点的領域と熱意で抜きん出ることです。
- 若いあなたには、退屈や停滞を感じている暇はありません――クラス、クラブ、スポーツ、趣味、その他の生活でも、自分に期待されることを上回れるよういつも心に留めておきましょう。以前の自分より進歩した自分であると、耐えず実感し続けましょう。
これらのルールに従えば、高校生になってから大学について考え始めるよりもずっと有利な立場になるでしょう。詳細を次の記事で。