Hana S.

カリフォルニア大学ロサンゼルス校
(オンライン, 対面)

Bio:

ハナは幼少期から問題解決に強い関心を持っており、その探究心は高校時代に数学への深い愛情へと発展しました。高校では早い段階から上級コースを履修し、地元のコミュニティカレッジにデュアルエンロール(同時在籍)することで、微分方程式や線形代数といった大学レベルの科目にも触れました。

その優れた学力は、数々の学業成績によって証明されています。AP Scholar with Distinction(優秀スカラー)として表彰され、AP微積分ABおよびBC試験で満点(スコア5)を取得し、SAT科目試験(数学II)で満点の800点、ACT総合スコア35点(数学・科学各36点)を達成しました。

ハナの教育者としての歩みは高校時代に始まりました。幾何学や代数を中心に同級生を正式に指導し、数学名誉協会(Mathematics Honor Society)での活動を通じて非公式な指導経験も積みました。このメンターシップ精神は大学進学後も続き、微積分・微分方程式・線形代数といった上級科目のチューターとしても活躍しました。

その探究心と数学・問題解決への情熱は大学でも継続し、ハナはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にて環境科学と環境工学を学びました。自然科学・法政策・社会科学にまたがる広範な知識基盤を築き、2022年に環境科学の学士号(数学・環境工学副専攻)を取得して卒業しました。

さらに学びを深めると同時に日本のルーツとつながることを望み、ハナは上智大学大学院の地球環境学研究科に合格し、東京へ移住しました。現在は最終学年として、戦争や占領に対する森林管理政策およびその産業化に関する比較法研究を行っています。

ハナは「生徒一人ひとりの特性やニーズを理解し、それに応じた指導を行うこと」が学習成功の鍵であると考えています。また、あらゆる科目で強固な基礎を築くためには、核心的な原理をしっかりと理解すること、モチベーションを保ち、パターン認識能力を養い、新しいトピックを親しみやすく、かつ魅力的に学べる環境を作ることが重要だと信じています。修士号取得を目前に控えた今、彼女は次世代の学習者たちが教育を通して自己実現を見出す手助けをできることに大きな喜びを感じています。

学業以外では、アウトドアを愛し、水泳、ハイキング、スキー、マウンテンバイクなどのアクティビティを楽しんでいます。現在はコロラド州に住む家族と過ごす時間も大切にしています。